新開発の「Pro IGZO」ディスプレイ搭載--シャープ、フラッグシップスマホ「AQUOS R3」

 シャープは5月8日、スマートフォンのフラッグシップモデル「AQUOS R3」を2019年夏モデルとして商品化すると発表した。

「AQUOS R3」左から、プレミアムブラック(表面)、プレミアムブラック(背面)、プラチナホワイト(背面)
「AQUOS R3」左から、プレミアムブラック(表面)、プレミアムブラック(背面)、プラチナホワイト(背面)

 同製品は、AIが動画撮影中に被写体や構図を分析して、笑顔の瞬間や動きに変化があるシーンなどの見所を自動的に抽出。約15秒のダイジェストムービーをリアルタイムに作成する「AIライブストーリー」機能などを搭載している。

 また、静止画撮影時にAIが被写体の動きを検知し、シャッタースピードや露光を最適に調整。被写体ブレを抑制し、走り回る子どもやペットの姿も鮮明に捉えられる。さらに、暗いシーンではAIが自動で高速連写し、最もブレのない1枚を抽出。ノイズを除去する画像処理を瞬時に実施するなど、日中も夜間も大切な瞬間をありのままに記録できるという。

 表示部には、新開発の「Pro IGZO」ディスプレイを採用。10億色の色表現と従来機(2018年度モデル「AQUOS R2」)比約2倍の明るさで、HDRの映像を忠実に再現可能。肌の質感や青空のグラデーションなど、滑らかな階調感でよりリアルに表現できるようになった。

 120Hz駆動の機敏なタッチ操作性と電力効率を従来機比約10%アップした省エネ表示で、スマートフォン「AQUOS」シリーズ史上最高の画質と性能を実現したという。

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