JR東、事前・セルフ注文できる決済端末を一部のベッカーズに導入--Showcase Gigと開発

 ジェイアール東日本フードビジネスとShowcase Gigは8月26日、JR東日本スタートアップのサポートのもと、9月4日より東京都豊島区のR・ベッカーズ池袋東口店に、セルフ注文決済端末「O:der Kiosk」を初めて導入すると発表した。

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 同店舗は、これまでにスマートフォンなどから事前注文・決済ができるモバイルオーダーサービス「O:der」を取り入れており、今回の端末導入(導入台数2台)により、事前注文とセルフ注文の2つに対応した店舗の第一号になるという。この端末は、JR東日本グループとShowcase Gigが共同開発した新型のセルフ注文端末。クレジットカードや交通系電子マネーなど、マルチ決済に対応している。

 これにより、利用者のレジでの待ち時間を軽減できるほか、注文した商品の調理進捗を店内のデジタルサイネージで確認可能。さらにモバイルオーダーサービス「O:der」の活用により、待ち時間なく商品が受け取れるようになる。

 店舗側は、同端末の導入で注文受付や会計業務を軽減でき、店舗オペレーションの効率化・省人化が図れるようになる。R・ベッカーズ池袋東口店においては、この端末を導入することで、1人分のレジ人員削減ができる見込みとする。

 JR東日本グループでは、今後もこうした未来型店舗を増やしていくほか、急増する外国人旅行客に対応するため、端末の多言語化を計画。ベンチャー企業の技術とJR東日本グループの持つ資産をかけ合わせ、さらなる駅ナカの利便性向上を推し進めるという。

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