Showcase Gigは3月4日、店舗省人化プラットフォーム「O:der」の各種機能を活用した店内向けモバイルオーダーサービス「SelfU(セルフ)」を2019年夏ごろに提供すると発表した。
SelfUは、来店客のスマートフォンを商品注文端末として使用できるサービス。日本語以外にも、英語、中国語に対応している。導入店舗側は、テーブルからの注文に必要な専用注文端末を購入する必要はなく、スマートフォン上で決済を完了できるため、レジ業務の削減も可能。注文業務にかかる負担をSelfUに肩代わりさせることで、注文ミスなどを防ぐことができるという。
SelfUでは来店客自身がスマートフォンで商品を注文できるほか、注文をキッチンに伝える各種機器をモバイル回線で接続するため、既存のテーブルオーダーシステム導入時のWi-Fi工事が不要。また、閉店後の専用端末の充電や電池交換などの業務が必要なく、閉店後の業務軽減にもつながるとしている。
同社では、「SelfU」のショールームを兼ね、省人化とエンターテイメント性を高めたフルサービス型の完全デジタル化レストランを2019年夏にオープンするという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」