東京都内のソニーストア銀座において、宇多田ヒカルさんをテーマにした展示イベント「『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』Sony Store Days」を、8月24日から開催する。その前日となる8月23日に、メディア向けに公開した。
これは、2018年に宇多田さんがデビュー20周年を迎え、約12年振りに開催した国内ツアー「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の映像作品の発売を記念したもの。全国のソニーストアで順次開催している。
特徴となっているのは、ソニーが現在開発中の最新の音響技術「360 Reality Audio」によるライブ体感コンテンツデモと、PlayStation VRでライブコンテンツを視聴できる体験ブースといった、最新技術を活用したコンテンツが展示されている。
360 Reality Audioは、アーティストがライブ演奏をする場に入り込んだかのような、360度全ての方向から音が届く体験が楽しめるというもの。ここでの展示では宇多田さんの録音エンジニアである小森雅仁氏が新たに手掛けたミックスによって、ライブ映像とともに、13.1チャンネルのマルチスピーカーでデモンストレーション曲の「あなた」と「Play A Love Song」を体感できる。なお、体験するには特設サイトからの事前予約が必要になっている。
メディア向けの上映会では、参考のために左右2チャンネルと360 Reality Audioでの上映となったが、パッと聴いてわかるほど音の広がりや臨場感が違うと感じられるものとなっていた。
PlayStation VRの体験ブースは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが1月から一般無料配信を行っている「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 - "光" & "誓い" - VR」を体験可能。「光」と「誓い」の2曲が用意されており、宇多田さんが歌う姿を、本人が目の前にいるような感覚で楽しめるものとなっている。こちらは、当日の整理券配布による予約制となっている。
このほかステージ衣装の展示や、店内に設置しているBRAVIAでライブ本編映像の上映、宇多田ヒカル作品のハイレゾ音源試聴などが用意されている。ソニーストア銀座での開催は9月1日までを予定している。
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