「Facebookグループ」は、共通の趣味や関心を持つ人たちが交流する場だ。グループにはプライバシー設定が3種類用意されているが、一部ユーザーの混乱を招く側面があった。
プライバシーに関する不祥事で非難を浴びてきたFacebookだが、同社はそれぞれのプライバシー設定の詳細をユーザーにとってわかりやすいものにしようとしている。
現在、Facebookグループには「公開(Public)」「非公開(Closed)」「秘密(Secret)」という3種類の設定がある。グループが公開に設定されている場合、Facebookユーザーは誰でもグループの検索、投稿の閲覧、参加のリクエストができる。非公開のグループは、現在そのグループに登録している人のみが、グループのメンバーと投稿を見ることができるが、検索で表示される。秘密のグループは、現在のメンバーのみがグループを検索できるようになっており、参加するには招待が必要だ。
Facebookグループのプライバシー設定は今後、「公開(Public)」と「非公開(Private)」の2種類になる。これまで「秘密」とされていたグループは、「非公開」で「見えない(Hidden)」グループとなり、メンバー以外は見つけることができない。これまで「非公開」とされていたグループは、「非公開」だが「見える(Visible)」グループになり、メンバー以外のユーザーもグループを見つけることができる。非公開のグループでは、見える/見えないを問わず、メンバーのみが、グループに参加している人やグループへの投稿を見ることができる。
同社は、Facebookの非公開の空間でさらなるユーザーが情報を共有する場として、グループへの取り組みを強化しており、今回の変更はそのことを明確に示しているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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