筆者の「Apple Card」のデジタル版はまだ全体的にオレンジ色だ。だが、8月13日、物理的なApple Cardを受け取った。このチタン製のカードは白色で、何を購入しても、色が変わることはない。物理カードがまもなく届くことは分かっていた。「iPhone」の「Wallet」アプリがアラートを送信し、FedEx経由で出荷されたことだけでなく、配達員が近くまで来ていることも知らせてくれたからだ。
カードの表面には、Appleのロゴ(当然だが)と筆者の名前、チップがある。裏面には、Goldman SachsとMasterCardのロゴがあるだけだ。磁気ストライプも通常のクレジットカードと異なり、下部に配置されている。
非常にミニマリスト的なデザインで、レジで店員にカードを渡すたびに、このカードを話題にした長い会話が始まることは容易に想像できる。このカードをカウンターに置くと、独特の金属音がするという特徴もある。
金属製のカードを採用したことだけでも、Appleには、カードが使われるたびに、無料で宣伝できるという利点がある。
カスタマーサポートに電話して、自動システム経由で新しいカードをアクティベートする必要はない。カードが入れられた封筒の下の方に、「iPhoneを起動して、ここにかざす」と書かれた部分があった。それに従うと、次のようになった。
そして、その数秒後には、次のようになった。
「Continue」(続行)をタップすると、Walletアプリが開き、Apple Cardのアカウントが表示された。
「iPhone XR」「iPhone XS」、または「iPhone XS Max」を使っている場合は、これと同じアクティベーション方法を使用できる。それ以外の場合は、Walletアプリを開いて、カードをアクティベートする必要がある。いずれの方法でも、電話による自動システムを利用することはない。
気になる人のために紹介しておくと、筆者は現時点までにApple Cardを(Apple Pay経由で)使って、58ドル分(約6200円)の買い物をしており、「Daily Cash」は1ドル弱だ。Daily Cashを1カ所ですべて使ってしまわないように気をつけようと思う。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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