Appleが以前に投入の計画を明らかにしていた独自クレジットカード「Apple Card」について、少なくとも一部のユーザーを対象に招待状の送付が始まっている。
Appleは米国時間8月6日、Apple Cardに関する通知メールに登録していたユーザーの一部に対して、同クレジットカードが実際に利用可能になったことを知らせるメールを発送。また8月中には一般ユーザーへの提供も開始する予定としている。この件について、Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は、先ごろ行った決算発表のなかで、Apple Cardの提供開始時期が8月になると述べていた。
Apple Cardは、AppleがGoldman SachsおよびMastercardとの提携により発行するもので、年会費、延滞金、限度額超過手数料なしで利用可能。カードの登録と管理は「iOS 12.4」を搭載した「iPhone」の「Wallet」アプリで行い、新規申し込みも同アプリ経由で行う。
さらに、Apple Cardユーザーは同カードを使用した買い物でキャッシュバックも受け取れる。具体的な還元率は、Appleからの直接購入(デジタル購入や各種サブスクリプションも含む)の場合が3%、Apple Payによる決済が2%、チタン製の物理的なApple Cardを利用する場合は1%となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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