デルは8月2日、同社史上最小となる13インチ2-in-1PC「New XPS 13 2-in-1」を8月中旬に発売すると発表した。価格は、14万9980円(税別)〜。
同機種は、フレームレスデザインを採用しつつ16対10比率のHDRディスプレイを搭載した13インチの2-in-1PC。ボディは、1つのアルミブロックから切り出され、高い強度を実現。ディスプレイ部に採用されたCorning Gorilla Glass 5は、堅牢で耐久性に優れている。
削り出しアルミのシルバーは、内装がアークティック ホワイトまたは、ブラックから選択可能(ホワイトは英語キーボードのみ)。なお、ブラックの内装には、航空宇宙産業からヒントを得たカーボンファイバーを採用し、最小重量で最高強度を実現。ホワイトの内部は同社専用に作られたホワイトの織り込みグラスファイバーを使用している。
また、新しく設計された内部通気孔、デザインを邪魔せずに排気口に対応したデュアルファン、空気より低い熱伝導率レベルを実現した断熱材「GORE Thermal Insulation」などによって、部品を低温に保持できるという。
前世代比較で最大約2.5倍のパフォーマンスを備え、8%薄型化。CPUには、第10世代インテル 10nmプロセッサーを採用した。無線機能では、前世代の80MHz 2x2 AC製品と比べて約3倍速く動作する「Killer AX1650」(Wi-Fi 6対応)を搭載している。
キーボードは、標準キーボードと比べてエッジツーエッジで24%薄い次世代の「MagLevキーボード」を採用。タッチパッドが19%、16対10ディスプレイが7%拡大し、ユーザー エクスペリエンスが向上している。
ディスプレイはHDR 400認定を受けており、10億7000万色を認識するほか、従来のTVの40倍以上の輝度を表現できるDolby Visionにも対応。オプションによって、4K UlHD+(3840×2400dpi)も選択できる。
さらに、デジタルシネマ規格「DCI-P3」の色域(90%)に対応し、画面上で高彩度色の優れた表示を実現。1500対1のコントラスト比により、明るい色と暗い色のコントラストがより鮮明に表現できる。また、屋外でも鮮明に表示できる500ニットの輝度、0.65%の反射防止コーティング、有害なブルーライトだけを削減して鮮明な色を維持する「Eyesafe」テクノロジーといった特徴がある。
薄いベゼルにもかかわらず、高機能なカメラを上部に搭載しており、カメラはただ小さくなった(2.25mm)だけではなく、機能も改善した。一般的なWebカメラより多くの素子を用いてフレームのすべての領域でシャープな映像が得られるほか、高度なノイズリダクションによって、特に薄暗い照明条件でのビデオの品質が大幅に向上している。
オプションのDell Premiumアクティブペンは、高精度な感圧性能(4096段階)と描画中の細かなシェーディングを行うための傾斜機能を兼備している。
このほか、最新のインテル ダイナミック チューニング テクノロジーに基づいて最適なバッテリーパフォーマンスを維持する「Dell Power Manager」を搭載した。また、電源ボタンに内蔵された指紋認証リーダーにより、タッチ操作だけでログオン可能。さらに、内蔵センサーにより、カバーを開く操作でどのような電源の状態からでも数ミリ秒で電源がオンにできる。
サイズは、幅296mm×奥行き207mm×高さ7〜13mm。重量は、1.32kg。
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