Dellは米国時間1月5日、クリエーター向けの新製品「Dell Canvas 27」をCES 2017で発表した。
Canvasは、描画機能と外部ディスプレイ機能を兼ね備えた27インチの大型デバイスで、ドラフティングテーブルのようにほぼ水平に置いて使用できる。
ルックアンドフィールはMicrosoftの大型オールインワンデバイス「Surface Studio」に少し似ている。Surface Studioも28インチの画面をドラフティングテーブルと同じような角度にまで倒せるが、Canvasの方は完全なスタンドアロンコンピュータではない。Canvasを手持ちのコンピュータに接続すると、ペンとタッチで入力できる第2のディスプレイになる。参考資料や電子メールのような他のものはノートPCやデスクトップのメインモニタに表示しておけばよい。
内蔵ディスプレイの解像度はQHD(2560×1440ピクセル)だ。
Surface Studioと同様にCanvasにもダイヤルがあり、Surface Studioと同じダイヤルAPIと連携する。だが、Surface Studioと違って、Canvasのダイヤルは、画面に接触している時しか機能しない。つまり、Bluetoothで接続するアクセサリではない。システムには第2のミニダイヤル(たとえば、音量調節などに利用できる)とスタイラスも同梱される。
Canvasの価格は未定だが、Dellによると2000ドル以下になる見込み。3月末に発売予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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