ソニーは7月30日、2019年度第1四半期(4〜6月期)に320万台の「PlayStation 4」(PS4)を販売したと発表した。これで、2013年のPS4発売以降の世界累積販売台数は1億台となり、「PlayStation」と「PlayStation 2」に続き、ソニーの家庭用ゲーム機として1億台の大台を突破した第3のゲーム機となった。「PlayStation 3」は、同シリーズの中では唯一、累積販売台数が8700万台強にとどまった。
ソニーはさらに嬉しい記録を達成した。Niko PartnersのアナリストであるDaniel Ahmed氏によると、競合各社のゲーム機を含むすべてのゲーム機の中で、PS4は最も早く販売台数1億台に到達したという。PS4がこの節目に達したのは発売から5年7カ月後で、PS2の5年9カ月より早かった。PSの他に販売台数が1億台を突破した唯一の家庭用ゲーム機である任天堂の「Wii」は、約6年8カ月かかった。
PS4はソニーにとって大きな成功を収めてきたが、このゲーム機は始まりというより、はるかに終わりに近い。「Death Stranding」「FINAL FANTASY VII REMAKE」「The Last of Us Part II」など、PS4向けにリリースされる主要なゲームはまだあるが、ソニーが注力する対象は、ますます次世代の「PlayStation 5」に移りつつある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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