iYellの子会社である住宅ローンの窓口(JLM)は7月29日、南都銀行と提携し、住宅ローンの件数増加及び、業務を効率化する「iYell住宅ローンプラットフォーム」の提供を開始したと発表した。
iYell住宅ローンプラットフォームは、金融機関への住宅ローン案件を紹介するもの。従来、金融機関は住宅事業者やエンドユーザーからの直接相談が主な営業手法だったが、iYell住宅ローンプラットフォーム上には、住宅購入や住宅ローン借換の見込み客データベースが、iYellのサービスである「いえーる ダンドリ」や「住宅ローンの窓口online」または、外部の多数の提携メディアから自動的に流入することで、金融機関にとって新たな営業チャネルとなる。
iYellが提供するスマートフォンアプリ「いえーるダンドリ」を利用する全国1200社超の住宅事業者の案件を紹介することで、新たな案件獲得チャネルを作れるほか、書類の取得や補完を、住宅ローンのプロが行うことで書類が完備されている状況で受付ができ、案件の処理時間が短縮できるなどのメリットが得られるとのこと。プラットフォーム上のトランザクションに連動したシステム利用料が発生するため、固定費用も削減できる。
今後は、地方銀行を中心に提携し、より多くの金融機関の住宅ローンに関する件数増加と業務効率化をサポートしていきたいとしている。
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