Uberの著名な取締役2人が退任した。米国時間7月24日夜に米証券取引委員会(SEC)に提出された書類で明らかになった。具体的には、起業家のArianna Huffington氏とベンチャーキャピタル企業BenchmarkのゼネラルパートナーであるMatt Cohler氏のことだ。
Huffington氏はこのニュースについてツイートし、自身が創設したヘルス&ウェルネス企業Thriveの最高経営責任者(CEO)としての責任が大きくなったため、退任を決断したと述べた。「取締役としての義務を十分に果たすことが難しくなった」という。
「Uberとの意見の相違が原因で今回の決定に至ったわけでは決してない。取締役を務めた3年間は、忘れることのできない経験だった」(同氏)
Huffington氏とCohler氏の退任により、Uberはこの2カ月で3人の取締役を失ったことになる。同社初のCEOを務めたRyan Graves氏は5月下旬に取締役を退任している。残る取締役は9人となった。
Huffington氏は2016年初め、Cohler氏は2017年6月にUberの取締役会に加わった。Cohler氏も、Uberとの何らかの意見の相違が原因で退任するわけでは決してないと述べた。BenchmarkはUberの主要株主の1つだ。Cohler氏の退任により、Uberの取締役会にBenchmarkの関係者はいなくなった。
Cohler氏とHuffington氏の退任は24日付けで発効した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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