Facebookは米証券取引委員会(SEC)に提出した米国時間4月12日付けの文書で、2018年に最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏の個人的な警備に約2000万ドル(約22億4000万円)を費やしたことを明らかにした。
Zuckerberg氏の給与は年額1ドルだが(GoogleのLarry Page氏やAppleの故Steve Jobs氏などの創業者、元CEOと同様だ)、報酬総額は年額約2260万ドル(約25億3000万円)で、その多くは自身と家族の在宅中および個人旅行中の「全体的な警備プログラム」に費やされた。報酬総額は2017年(約910万ドル)の2倍以上となっている。
また同社は、Zuckerberg氏のプライベートジェットの費用に260万ドル(約2億9000万円)を支出している。同氏の報酬の総額に含まれているこの費用は、前年の150万ドル(約1億7000万円)から増加している。Facebookによると、プライベートジェットの費用はチャーター会社に支払われ、その費用には「旅客料や燃料、乗務員、ケータリングの費用」が含まれる。
Facebookはまた、最高執行責任者(COO)のSheryl Sandberg氏の個人的な警備に約290万ドル(約3億2000万円)を費やしたと述べた。この費用は前年の260万ドル(約2億9000万円)よりもやや増加している。同社はSandberg氏のプライベートジェットの費用に約90万ドル(約1億円)以上を費やしている。
FacebookはSECへの提出文書に関するコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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