デジタルものづくりDIYの祭典「メイカーズバザール大阪2019」が大阪南港ATCで開催された。電子キットやマイコン、3Dプリンターなどを利用した電子工作をはじめ、ロボットやプログラミング、ハンドメイドグッズにアパレルまで、様々なジャンルのものづくりを行う人たちがプロアマを問わず参加し、関西の大学や工業高校、企業からも出展ブースが集まった。
メイカーズバザールは2014年から独自に無料イベントを開催しており、初開催から6回目となる今回は85ブースが出展。プログラミングなどの新しい学びを体験するファミリー向けイベント「キッズエキスポinATC」も同時開催され、夏休み最初の週末というのもあり、会場は大にぎわいだった。
2020年から小学校でプログラミングの授業が必修化し、さらにロボットやIoTが身近になった影響もあり、デジタルものづくりへの関心は高まっている。レーザーカッターや3Dプリンターといったデジタル工作機器の使い方を教える学校もあり、それらを個人で使えるファブラボやカフェも増えている。メイカーズ向けイベントの開催は全国各地で増えており、子どもからシニアまでメイカーズ体験を拡げる機会になりそうだ。