オーガニック農作物のマーケットプレイス「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは7月25日、新たに畜産物・水産物の取り扱いを開始したと発表した。
まずは10生産者が約30点の商品を出品。今後は2019年内に50軒まで拡大予定だ。
食べチョクのサービス内にて、牛肉や豚肉などの畜産物のマーケットプレイス「肉チョク」および、マグロやウニ、海鮮などの水産物のマーケットプレイス「魚チョク」を展開。生鮮三品を全て取り扱うことにより、こだわり生産者と食に関心の高い消費者や飲食店とをマッチングする、食の総合マーケットプレイスを目指す。
基準を満たす生産者であれば無料で出品者登録ができ、1箱から生鮮三品が出品可能。契約により、虚偽がないことを約束する。固定費は不要で、販売手数料のみがかかる。
消費者がサイト上から購入すると、収穫後すぐに生産者より直送される。既存のサービスとは異なり、生産者と消費者が直接つながるため、通常流通しない珍しい食材も販売されるという。
日本のオーガニック農家は全体の約0.5%程度といわれているが、食べチョクには現在400軒以上のオーガニック農家が登録している。
なお、肉チョクでは、(1)家畜が自然の営みを自由に行える畜舎環境を提供し、飼育管理を適切に行なっていること、(2)成長促進剤や抗生物質を極力使用していないこと、(3)飼料に化学的なものを極力使用せず、配合内容を事前に提示できることという3つの登録者基準が設けられている。
また、魚チョクでも(1)持続可能で環境に配慮した漁業を行なっていること、(2)揚げ後の薬剤処理を極力行なっていないこと、(3)養殖の場合は飼料に化学的なものを極力使用せず、配合内容を事前に提示できることの3つの条件がある。
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