電動シェーバーや実用性の高いシンプルな製品デザインで知られるドイツの電気機器メーカー、Braunは、28年振りに「Braun Audio」ブランドでオーディオ製品事業を再開すると発表した。1959年に発売した「LE」シリーズの名前を引き継ぐスピーカーをリリースするという。
Braunによると、同社の創業は1921年。Max Braun氏が設立したラジオ部品の製造会社が元になった。1932年には、ラジオとレコードプレーヤーを一体化させた製品を欧州で初めて発売するなど、オーディオ機器こそBraunの原点である。ちなみに、現在は電動カミソリ製品で知られるBraunだが、第1号機「S50」は1950年の生産開始。
1990年代から途絶えていたBraun Audioは、新LEシリーズのスピーカーとして復活する。現時点で、具体的なスペックや製品画像などは明らかにされていない。ベルリンで9月6日から11日にかけて開催される国際家電見本市「IFA 2019」の場で、披露される予定。
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