華為技術(ファーウェイ)は、同社のスマートフォンのOSに独自開発した「Hongmeng」システムを利用するのではなく、Googleの「Android」を使い続けたい意向のようだ。シニアバイスプレジデントのCatherine Chen氏がブリュッセルで現地時間7月18日、Hongmeng OSはスマートフォン用に設計されたものではないと報道陣らに述べたという。中国国営通信社の新華社が報じた。
Hongmengは産業用に開発されており、スマートフォン用OSよりもコード行数ははるかに少なく、また、はるかに低遅延だとChen氏は述べたという。
TechNodeによると、会長のLiang Hua氏は2週間前に、Hongmengは主にモノのインターネット(IoT)デバイス用に開発されているとし、スマートフォンOSとして適用されるかどうか、ファーウェイはまだ決断していないと述べたという。
ファーウェイが中国でHongmengの商標登録を申請したという第一報をわれわれが聞いたのは、Googleが5月に、ファーウェイへのAndroidのアップデートを停止すると報じられた後のことだ。Donald Trump米大統領は、米政府がファーウェイのネットワーク機器を事実上排除する大統領令に署名していた。これを受け、Googleはファーウェイを一時的に締め出したが、すぐに暫定的に取り引きを継続するとしたと報じられていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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