ノートPCなら最初からキーボードが搭載されているし、デスクトップPCはキーボード操作が前提なので用意しておくのは当たり前だ。スマートフォンやタブレットでも長文入力の場合はキーボードを使いたいが、ことあるごとに画面をタッチ操作するのは煩わしい。かといって、タッチパッド付きキーボードは大きくなるから運びにくい。
そこで、キートップがタッチパッドとして機能するBluetoothキーボード「Mokibo」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Mokiboは、テンキー部分が省かれたコンパクトなBluetoothキーボードで、デスクトップPCと組み合わせて使用するほか、スマートフォンと一緒に持ち歩いてモバイル環境で使うのに適している。しかも、キー80個の表面がタッチセンサーになっており、キートップが広大なタッチパッドとして機能する。サイズは260×130×7.5mm、重さは245g。
キーをタイプして文字を入力したら、キーを触れさせた指を大きく動かせばマウスポインタを操作できる。指2本を上方向またはした方向にスライドさせてスクロール、ピンチ操作でズームインやズームアウト、OSやアプリによっては各種ジェスチャーなども可能だ。
同時に3台のデバイスとBluetooth接続し、切り替えながら使える。PC、スマートフォン、タブレットを並べて操作するのに便利だろう。パンタグラフ方式を採用しており、スムーズに入力できそうだ。キー配列は、US、UK、日本など10種類。
専用アクセサリとして、Mokiboを保護したり、タブレットスタンドとして使えたりするカバー「Smart Cover」を用意する。
Indiegogoでの目標金額は3万ドル(約324万円)。記事執筆時点(日本時間7月18日19時)で約1万9300ドル(約209万円)の資金を集めている。キャンペーン期間はあと23日ある。
Mokiboの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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