小説を電子書籍で読む際、「Kindle」など電子ペーパー画面を搭載する専用リーダーが便利なものの、通信機能が貧弱で外出時にはスマートフォンが手放せない。しかし、スマートフォンを持っているとSNSなどにアクセスしてしまい、読書に集中できない。
そこで、読書に適した電子ペーパー画面を採用しつつ、機能を絞り込んだスマートフォン「Kingrow K1」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Kingrow K1は、5.17インチの電子ペーパー画面を搭載するAndroidスマートフォン。表面が非光沢なこともあり、直射日光の下でも画面が見やすい。表示解像度は1280×720ピクセル。
無線LANに加え、デュアルSIMで2G、3G、4Gの通信が可能。音声通話にも対応している。Amazon.comのアカウントと連携させられるので、Kindle向け電子書籍をよく利用する人には便利だろう。16ギガバイトあるストレージに、電子書籍ファイルをダウンロードしておける。
音楽やポッドキャストを再生するアプリのほか、インスタントメッセージ、ウェブブラウジング、電子メール用のアプリを搭載。OSはAndroid 8.1で、APKファイルでアプリの追加もできる。
800万画素のアウトカメラを搭載。電子コンパス、加速度センサー、照度センサーなども備える。バッテリー容量は3100mAhで、スタンバイ時間は400時間以上、20時間以上の通話または読書が可能としている。
Indiegogoでの目標金額は5000ドル(約54万円)。記事執筆時点(日本時間6月13日16時)でキャンペーン期間は45日残っているが、すでに目標の14倍近い約6万9000ドル(約747万円)の資金を集めている。
Kingrow K1の紹介ビデオ(出典:YouTube)
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