ワ―ナーブラザースジャパンとNianticは7月2日、位置情報を活用したスマートフォン向けARゲームアプリ「ハリー・ポッター:魔法同盟」の国内向け配信を開始。それにあわせて、都内にてリリース記念イベントを開催した。
本作は、「ハリー・ポッター」シリーズをテーマに、WB Games San FranciscoとNianticが共同開発した位置情報ゲーム。日本に先駆けて6月21日から海外で配信されている。
リリース記念イベントは2部構成で、第1部はワ―ナーブラザースジャパンとNianticから関係者が登壇してあいさつし、ゲームについて説明した。そのなかでは、本作における国内最初の公式パートナーに、ソフトバンクが決定したと発表。ソフトバンクショップやワイモバイルショップが「宿屋」と「砦」として登場するという。また、リアルイベントの開催については「数日ぐらいお待ちいただければ発表がある」(ワーナーブラザーズジャパン バイスプレジデント 上席執行役員 マーケティング本部統括の土合朋広氏)、「絶対に『おおっ』って言ってもらえる」(Niantic アジア統括本部長 兼 エグゼクティブプロデューサーの川島優志氏)としている。
第2部では、タレントのDAIGOさん、女優の生駒里奈さん、声優の小野賢章さんが登壇。DAIGOさんは映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」で宣伝大使を務めており、生駒さんは小説も全部読んでいるほどのハリー・ポッターの大ファン。そして小野さんは、主人公のハリー・ポッター役の吹き替えを担当し、本作でもボイスを担当している。
トークにおいて、DAIGOさんは宣伝大使としての活動のなかで、主演のエディ・レッドメインと一緒に写真を撮ったときのエピソードなどを披露。また、本作については「RIK」(令和で一番期待している)、「FFT」(夫婦で楽しめる)と、独特の“DAI語”を用いて期待を寄せていた。
生駒さんは、ゲームのプロフィールにあたる魔法省のID作成を実際に体験したほか、好きな魔法について質問が及ぶと「小野さんがいる前では……」と恐縮しながらも「エクスペクトパトローナム!」とかけ声を披露。それを聞いた小野さんが、掛け声の最後の部分を「ナームッ」と言うとハリーになるというアドバイスをしつつ、自ら同じセリフを披露。生駒さんとDAIGOさんは生で聞けたことに感激していた。
小野さんは、映画の初期から吹き替えを担当し、12歳のころから続けているという。そんなハリー・ポッターについて、小野さんは「1年に1回会う遠い親戚のような感覚」と話し、さらに、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ氏とも同じ年で、声変わりのタイミングも奇跡的にほぼ同じだったことから、演じ続けることができていると語った。そして、すでにゲーム向けの吹き替えも行っているようで「大人になったハリーに会える」と付け加えた。
なお国内配信にあわせて、インターナショナルローンチトレーラーの吹替版を公開。主人公の女の子の声を内田真礼さん、友人の男の子2人の声を内田雄馬さんがそれぞれ一人二役で演じているものとなっている。
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