Appleは2019年の開発者会議「Worldwide Developers Conference」(WWDC)で、新型「Mac Pro」(5999ドル:約65万円)を発表した。これまでのコンピュータータワー型のデザインを刷新し、驚異的な性能を備えた新モデルの登場をファンは歓迎したようだ。この新型Mac Proは米国では製造されない可能性がある。
AppleはこのMac Proを中国で生産するという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間6月28日に報じた。AppleはこのMac Proの生産で広達電脳(Quanta Computer)と契約し、上海近郊の工場で製造を拡大させているという。2013年に登場した前機種のMac Proは、米国で製造された数少ないApple製品の1つだった。
Appleは6月、米国通商代表部(USTR)に書簡を送り、米中貿易戦争に伴う関税で同社は世界での競争力を損なうと訴えていた。また、「iPhone」生産の30%を中国外に移転することを検討していると報じられた。
米CNETはAppleと広達電脳にコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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