ThinkPad X1 Yoga 2019は、CNC削り出しのアルミニウム筐体を採用した。「強度はアルミニウムもカーボンも同等だが、新たなThinkPadとして提案するために質感を重視し、一部の国で人気のあるアルミニウムを採用した」と吉原氏は説明する。また、峡額縁を採用し、13型の筐体に14型ディスプレイを搭載。周辺機器の一括接続も可能にする「ThinkPadドッキングステーション」にも対応している。さらにX1 Carbon同様、マイクやスピーカーを強化してオンライン会議需要に応えるモデルとなっている。「ThinkPad Privacy Guard」搭載モデルも用意される。
ThinkPad X1 Yogaの主な仕様は以下の通り。
価格:24万6000円(税別)〜。こちらも6月25日より販売開始だ。ThinkPad Privacy Guardは後日販売予定となっている。
テレワーク時にPCでの作業をサポートする機器も発表された。それは14型モバイルモニター「ThinkVision M14」だ。質量約570g、厚さ4mmと薄型で軽量なディスプレイは、ノートPCとUSB Type-Cで接続し、給電と画面出力をケーブル一本で行える。パワーパススルー機能により、ThinkVision M14にノートPCのType-C ACアダプターを接続すると、ThinkVision M14への給電、並びにノートPCへの給電と充電が行える。
ThinkVision M14の主な仕様は以下の通り。
価格は3万6000円(税別)で、6月25日発売だ。
レノボ・ジャパンは会議室専用端末「Think Smart Hub 500 for Zoom Rooms」も同日発表。人気の高いオンライン会議システム「Zoom Rooms」がプリインストールされている。こちらは2019年8月の販売に向け準備中とのことだ。
また、デビット・ベネット氏は働き方改革に向けての取り組みも発表した。レノボ・ジャパンは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催期間にあたる2週間、レノボ関連4社約2000人で全社テレワーク、及びスポーツ応援特別休暇を設けるという。
「自分たちが自社の製品を使い、在宅勤務などを行うことで自社の製品を信じ、売り込むことができるようになる。われわれが真剣に働き方改革に取り組んでいることを理解してほしい」とベネット氏は働き方改革への強い熱意を示した。
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