Appleの次期OSである「macOS Catalina」「iOS 13」「iPadOS」のベータ版がダウンロード可能になった。
Appleは毎年6月に開催するWorldwide Developers Conference(WWDC)で最新OSを発表する。続いて、正式リリース前にアプリを開発できるように、開発者を対象にそれらのOSをリリースする。さらにパブリックベータを経て、正式リリースは例年、同社の最新製品が発売される9月に行われる。
ベータ版であるため、正式リリース前に何らかの変更があり得る。また、まだ開発中のOSのダウンロードには、バグなどの問題が伴う可能性がある。
ベータ版のダウンロードは自己責任で行い、事前に必ず端末のバックアップをとってほしい。Appleが警告しているように、「パブリックベータソフトウェアはまだ商用リリースされていないため、エラーや不具合が発生したり、商用リリースソフトウェアのように正しく機能しなかったりする可能性がある」。Appleは、ベータソフトウェアをサブのデバイスか「ビジネスに重要」ではないデバイスにのみダウンロードすることを推奨している。
2019年は、AppleのモバイルOSが2つに分割されている。「iPhone」にはこれまでどおり「iOS」が搭載されるが、「iPad」には新たに「iPadOS」が搭載されることになった。タブレット専用OSにより、iPadの生産性機能が強化され、タブレットはノートPCに取って代わるという可能性にさらに近づく。Appleはこれ以外に、「Apple Watch」用の「watchOS」、「Apple TV」用の「tvOS」、コンピューター用の「macOS」も提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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