英新興企業のKanoは現地時間6月19日、Microsoftと共同で子ども向けのタブレット「Kano PC」を発表した。タッチ操作ができる11.6インチのタブレット兼ノートPCで、子どもたちがガイドブックを見ながら組み立てられるようになっている。
「Atom」プロセッサーを搭載したこのコンピューターには、「Microsoft Surface」シリーズのPCと似た形のキーボードカバーが付属するようだ。OSは「Windows 10(Sモード)」で、「Minecraft: Education Edition」などのプログラムがあらかじめインストールされている。「How computers work」というアプリも搭載されており、このコンピューターが動く仕組みを子どもたちに教えてくれる。
そのほかの仕様としては、4GBのRAM、64GBのeMMCストレージ(microSDカードでアップグレード可能)、USBポート2基、およびHDMIポートとヘッドホンジャックが1基ずつ搭載されている。
Kano PCは米国で299.99ドル(約3万2000円)、英国で299.99ポンド(約4万1000円)で予約を受け付けている。米国、カナダ、英国で10月21日に発売予定だ。
Kanoはすでに、子ども向けのさまざまなコンピューターやプログラミングキットを取りそろえている。過去には、「ハリー・ポッター」をテーマにした魔法の杖付きのプログラミングキットや、「Kano OS」を搭載したコンピューターを発売したこともある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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