手作りスイーツを振る舞う際、飾りや相手の名前をチョコレートでデザインして上に載せられたら楽しいだろう。しかし、チョコレートで美しい文字を書いたり、立体物を作ったりするのは難しい。
そこで、導入しやすい家庭向けチョコレート用3Dプリンター「mycusini」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
mycusiniは、樹脂のフィラメントでなく、チョコレートで立体物を作れる3Dプリンター。もちろん、成形物は食べられる。この種のデバイスはプロ用として以前から存在するものの、価格が2000ユーロ(約24万4000円)以上するそうで、家庭向けではなかった。mycusiniは、Kickstarterで198ユーロ(約2万4000円)からと価格を抑え、導入しやすくした。
サイズは19×19.5×27cmと、一般家庭の台所にも置きやすい。使い方も簡単で、付属のカートリッジに専用チョコレート「mycusini 3D choco」をセットし、プリントしたい文字やデザインを選べば成形できる。より自由にデザイン可能にするため、STLファイル入力にも対応させる計画。
リフィル用チョコレートは専用のmycusini 3D chocoでなく、自分で用意することも可能。ただし、テンパリングなどが面倒なため、手間なく作業できる専用リフィルが便利だという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月9日まで。記事執筆時点(日本時間6月17日13時)でキャンペーン期間は22日残っているが、すでに目標金額1万ユーロ(約122万円)を上回る約1万5000ユーロ(約183万円)の資金を集めている。
mycusiniの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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