電子チケットのplayground、本田圭佑氏の個人ファンドから資金調達--アンバサダーに就任

 playgroundは6月17日、プロサッカー選手の本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」を引受先とした第三者割当増資により、資金調達を実施すると発表した。調達額は非公開。

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 同社は、2017年6月に設立。ライブ体験に関わるあらゆるサービスをデジタル化するコネクテッドスタジアムプラットフォーム「MOALA」を提供。サービス開始から2年間で1万5000件以上のイベントで採用されている。今回の資金調達を受け、本田圭佑氏をアンバサダーとして起用。日本国内だけでなく、全世界のスポーツ・エンターテインメント業界のデジタル化を推進するという。

 サービスとしては、アプリ不要の電子チケット発券サービス「Quick Ticket by MOALA」。ライブ関連サービスや商品を販売するマーケットプレイス「MOALA Market」。入場チケットや特典券、思い出の写真といったライブ体験を一元管理できるログサービス「MOALA Pocket」を展開。2019年4月には、”エンターテック”に特化したコンサルティング・SI事業を立ち上げ、デジタル推進に悩む興行主や業界関係者に対して、システム提供から人的観点までの支援を開始している。

 本田氏は、「playground社は、単にチケットのデジタル化を推進できるだけでなく、デジタルによって、ファンへの利便性の向上、不正コピー防止、物販などの付加価値提供が可能になります。スポーツだけでなく、エンタメ業界でも、ファンや選手、アーティストをより大事にし、業界の発展に大きく貢献できるサービスを作っているplaygroundを応援したいと思い、投資を決めました」とリリースでコメントを発表している。

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