Amazon Game Studioが先週、従業員のレイオフを実施したようだ。同社が米国時間6月14日に認めた。世界最大規模のゲーム見本市「Electronic Entertainment Expo(E3)」の開催期間中に行われた。Amazon Game Studiosは2012年に立ち上げられ、「New World」「The Grand Tour Game」「Crucible」などのゲームを開発している。カリフォルニア州のサンディエゴとオレンジ郡のほか、シアトルのAmazon本社にスタジオを構えている。
Amazonの広報担当者は米CNETに対し、電子メールによる声明で、「Amazon Game Studiosは一部のチームを再編し、New World、Crucible、そして今後の発表しようと考えている新しい未発表のプロジェクトの開発を優先する」と述べた。
レイオフ対象者の人数については明らかにしていない。
またAmazonは、「進化する長期的な優先度に合わせてリソースの割り当て」に取り組んでいると広報担当者は述べた。
広報担当者はさらに、「Amazonはゲームに全力を注ぐとともに、今後もAmazon Game Studios、『Twitch』『Twitch Prime』『AWS』、小売事業など、Amazonが手掛けるさまざまな部門に大きく投資していく」と述べた。
レイオフされた人物によると、Amazon Game Studiosは従業員に対し、60日中にAmazon社内で新しい職を探すか、そうでなければ解雇手当を支給すると伝えたという。Kotakuが14日に報じた。
Kotakuによると、Amazonは数本の未発表ゲームもキャンセルしたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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