アマゾン、倉庫内での仕分けを担当する新型ロボット「Pegasus」--800台が稼働

 Amazon.comは、倉庫内での仕分け作業を自動実行する新型ロボット「Pegasus」を発表した。

仕分け作業を自動実行する新型ロボット(出典:Amazon.com)
仕分け作業を自動実行する新型ロボット(出典:Amazon.com)

 Pegasusは、高さ2フィート(約61cm)、幅3フィート(約91cm)ほどの、スーツケースのような形をしたロボット。上部のコンベアベルトに荷物を置くと、仕分けセンター内を自走して目的のシューターに荷物を投入する。配送センターで作られたパッケージを配達先の郵便番号にもとづいて出荷するための、仕分け作業で利用されている。

上部に荷物を載せ、倉庫内を自走し、目的のシューターに投入(出典:Amazon.com)
上部に荷物を載せ、倉庫内を自走し、目的のシューターに投入(出典:Amazon.com)

 コロラド州デンバーにある仕分けセンターでは、2018年10月にPegasusを導入し、現在約800台のPegasusを使用中。Pegasusの総走行距離は、導入から6カ月で150万マイル(約241万km)を超えたという。

約800台を使用中(出典:Amazon.com)
約800台を使用中(出典:Amazon.com)

 Amazon.comは、2019年中に米国内のほかの仕分けセンターにもPegasusを導入する計画。

Pegasusの紹介ビデオ(出典:Amazon.com/YouTube)


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