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SIE、ロボットトイ「toio」で新作「トイオ・ドライブ」--キューブの技術仕様を公開

佐藤和也 (編集部)2019年06月13日 18時52分
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 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、6月13~16日まで東京ビッグサイトにて開催している「東京おもちゃショー2019」に、ロボットトイ「toio」を出展。そのなかで、専用タイトル第4弾「トイオ・ドライブ」を2019年秋に発売することをはじめ、ビジュアルプログラミングのWindows対応や、「toioコアキューブ」の技術仕様を公開することもあわせて発表した。

ブース内で行われた発表会で登壇した、toioの開発者であるSIE T事業企画室課長の田中章愛氏(中央)、同じくtoio開発者のソニー CSLリサーチャーのアレクシー・アンドレ氏(左)、toioタイトルプロデューサーであるSIE WWS Japan Studioの小番芳範氏(右)
ブース内で行われた発表会で登壇した、toioの開発者であるSIE T事業企画室課長の田中章愛氏(中央)、同じくtoio開発者のソニー CSLリサーチャーのアレクシー・アンドレ氏(左)、toioタイトルプロデューサーであるSIE WWS Japan Studioの小番芳範氏(右)

 toioは、本体にあたる「toioコンソール」、モーター内蔵で動き回るキューブ型ロボット「toioコアキューブ」、コントローラの「toioリング」、キューブの下に敷くマットで構成。さまざまなジャンルの専用タイトルと組み合わせて、アクションゲームやパズルゲーム、プログラミングや動きのある工作など、直接おもちゃを作り、操作することで、枠にとらわれない自由な遊びを楽しむことができる新しいプラットフォームとしている。

 トイオ・ドライブでは、toioの特徴である絶対位置検出技術と自動制御を活用。マット上の街の中で起こるさまざまなイベントのなかで、運搬や追跡、巡回といったミッションを攻略したり、サーキットでバーサスレースやバトルなどを楽しむことができる。またマットを使用しなくても、ユーザー自身が自由にコースをレイアウトして、競争やドライブを楽しむこともできるという。特殊な走行動作やスキルを獲得するなどのやりこみ要素も備えられている。

トイオ・ドライブの特徴
トイオ・ドライブの特徴
 車にtoioコアキューブを組み込んで遊ぶことができる  
車にtoioコアキューブを組み込んで遊ぶことができる
デモプレイより。toioリングを車のハンドルのようにコントロールして操作する
デモプレイより。toioリングを車のハンドルのようにコントロールして操作する
プレイマットを使わなくても、カードを使って自由にコースを作ることも可能
プレイマットを使わなくても、カードを使って自由にコースを作ることも可能

 toioでは小さなキューブ型ロボットでビジュアルプログラミングを利用できる環境をMacにて提供していたが、2019年度中にはWindowsにも対応する。

ビジュアルプログラミングの画面
ビジュアルプログラミングの画面
Windows向けにも提供する
Windows向けにも提供する

 そして本格的なプログラミングを楽しみたいユーザー向けとして、toioコア キューブの技術仕様を、6月13日に公開した。キューブとPCやスマートデバイスなどをBluetooth接続し、ユーザー自らが作成したコンテンツを使って表現することができる。JavaScriptなどのプログラミング言語を活用し、トイオ・コレクションの専用プレイマットと組み合わせることで、座標を使った「toio」ならではの複雑なプログラミングが楽しめるという。

toioコア キューブにおけるハードウェア仕様や通信仕様、そしてキューブの基本的な制御を行うことができるJavaScriptライブラリを公開した
toioコア キューブにおけるハードウェア仕様や通信仕様、そしてキューブの基本的な制御を行うことができるJavaScriptライブラリを公開した
“toio博士”として解説動画に出演もしているアレクシー・アンドレ氏から、デモプレイも行われた
“toio博士”として解説動画に出演もしているアレクシー・アンドレ氏から、一歩進んだ遊び方が楽しめるデモプレイも行われた

 今後の展開として、専用タイトルやプログラミングを活用したtoioのロボットコンテストを、定期的に開催。第1弾として、東京おもちゃショー2019のtoioブースにて「toioとレゴブロックで親子クラフトファイター選手権」(事前予約制)を開催。レゴブロックを使って自分で作るオリジナルのクラフトファイターを、toioのキューブ型ロボットに装着し、相撲に似たルールを用いた対戦形式のロボット競技会となっている。今後、プログラミングによる高度な動きで対戦を行う競技会や、課題解決型のコンテストなども実施予定としている。

toioのロボットコンテストの日程
toioのロボットコンテストの日程
「toioとレゴブロックで親子クラフトファイター選手権」で優勝者、準優勝者にはレゴで作られたトロフィーが贈られる
「toioとレゴブロックで親子クラフトファイター選手権」で優勝者、準優勝者にはレゴで作られたトロフィーが贈られる

 なお、東京おもちゃショー2019においてトイオ・ドライブと日産自動車がコラボ。日産の「セレナ」をトイオ・ドライブの世界観にアレンジした特別ペーパークラフトを制作。ブース内のトイオ・ドライブコーナーで実際にtoioコアキューブにかぶせて操作できるほか、体験者全員にペーパークラフトを配布するとしている。

日産の「セレナ」の特別ペーパークラフト
日産の「セレナ」の特別ペーパークラフト

 トイオ・ドライブのプロデューサーを務めるSIE WWS Japan Studioの小番芳範氏は「2台あるので友だちと対戦できるのは当然として、コンピュータが1台の車を操り、プレーヤーを楽しませてくれるというのが、toioらしい遊び方」とコメント。また、toioの開発者であるSIE T事業企画室課長の田中章愛氏は「ロボット技術を駆使した、これまでにないドライブ体験が楽しめる。また、これまでのタイトルよりも、エンタテインメント性を高めたタイトル」と語る。

 またtoioについて田中氏は、教育現場から好評を得ていることや、2017年の東京おもちゃショーで発表したことに触れつつ「実世界の新しい遊び、新しいインタラクティブエンタテインメントを作ると、そのことを追求した。これからもこの世界を広げていきたい」と語った。

ゲームAIの第一人者である、モリカトロンの森川幸人氏からビデオメッセージを寄せられた
ゲームAIの第一人者である、モリカトロンの森川幸人氏からビデオメッセージを寄せられた

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