音声で特定の操作を実行できる「Googleアシスタント」は、車の運転から気をそらさずに使える優れたツールだ。すでに「Googleマップ」に搭載され、ドライバーが目的地にたどり着くのを助けている。Googleアシスタントが、ナビゲーションアプリの「Waze」にも搭載された。
Googleは米国時間6月10日、GoogleアシスタントのWazeへの統合を開始すると発表した。現時点では米国のみで展開されており、「Android」端末で英語で利用できる。今後のアップデートで対応範囲が拡大されるかどうかは明らかになっていない。
今回の統合により、WazeのユーザーはGoogleアシスタントに特定の指示を出してWazeの機能を利用できるようになる。たとえば、「ヘイGoogle、渋滞状況を教えて」「ヘイGoogle、有料道路を避けて」などと話しかけると、Google Assistantが指示通り実行するよう支援してくれる。運転者はハンドルから手を離すことなく、Wazeのクラウドソースの交通情報を一層充実させることができる。
また、Wazeアプリから離れずに、「ヘイGoogle」と呼びかけるだけで、Googleアシスタントによって簡単に電話をかけたり、曲を再生したりすることもできる。
「Android Auto」も運転の邪魔をしないツールだ。対応する車載システムまたはAndroidフォンから利用可能で、シンプルなインターフェースを介してすばやく簡単にタスクを実行できる。iOSユーザーも、「Apple CarPlay」からWazeを利用することが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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