空飛ぶ自動車を心待ちにしているならば、「Uber Copter」が現実のものになろうとしているようだ。Uberは、ヘリコプター輸送サービスへと事業を拡大している。
Uber Copterは米国時間7月9日より、ニューヨーク市で「Platinum」と「Diamond」のUberメンバーを対象にサービスが開始されるという。このヘリコプターに搭乗すれば、ロウアーマンハッタンとクイーンズにあるJFK国際空港の間を、8分の飛行時間で移動できる。「Uber Elevate」の製品責任者であるNikhil Goel氏はThe New York Times(NYT)に対し、平均運賃は1人当たり200〜225ドル(約2万2000~2万4000円)になる予定だと述べた。
Uber Elevateの責任者であるEric Allison氏は、「Uber Copterは、Elevateのエクスペリエンスの実際のデモを初めて実現する。『Uber Air』の基盤作りを進める中、われわれはUber Copterを構築し、インサイトと現実世界での体験を得ている」と述べた。
アプリでオンデマンドまたは最大5日前から予約可能で、搭乗人数は最大5人となっている。座席が確保されると、搭乗者には確認メールが届き、そのメールが搭乗券となる。Uber Copterは、月~金曜のラッシュアワーに運航する予定だ。
Uberは、ヘリコプターチャーターを手掛けるHelifliteと提携している。Helifliteのヘリコプターには、デュアルエンジンとデュアルパイロットシステムが採用されている。Uberは2023年に「Uber Air」を試験展開する計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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