アップルは6月4日、ハイエンドモデル新型「Mac Pro」を発表した。前モデルの円筒形のデザインからタワー型に回帰。最大で28コアのIntel Xeonプロセッサのほか、最大で1.5TBのメモリを搭載できるなど、ハイエンドにふさわしいスペックを実現している。
発売自体は2019年秋ごろを予定しているため、実物を確認できるまで数ヶ月ほど待つ必要がある。しかし、いち早く“実物”をみたいユーザーのためにアップルが公式サイトにARを使ったちょっとした仕掛けを施している。
iPhoneやiPadからMac Proのサイトにアクセスすると「See Mac Pro in AR」と記されたボタンが表示され、タップすると新型Mac Proの3Dモデルが表示される。カメラを起動すると、周囲のオブジェクトの位置関係を測定した上で、Mac Proの3DモデルをARで表示できる。
Mac Proを召喚できるAR機能、動画もいけますね。 pic.twitter.com/alo21Pv2Mt
— 山川晶之 (@msyamakawa) 2019年6月4日
実際に試してみたところ、床の状態や置かれているオブジェクトの配置具合によって大きさが変化してしまうため、厳密な大きさを確認するのには不向きなものの、リアルなグラフィクスのおかげで、あたかもそこにMac Proが置かれているような写真を撮影できる。Mac Proは、ピンチイン/アウトで大きさを変えられるため、非現実的な写真を撮ることも可能だ。
なお、公式のMac Proのサイズは、高さが52.9cm、幅が21.8cm、奥行きが45.0cmとなっている。
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