パナソニックは5月27日、自動応答機能を搭載した、マンションHAシステムIシリーズ「Clouge(クラウジュ)」を発表した。発売は10月21日。インターホン親機の税別価格は、住戸用が15万8000円、共同住宅用が16万8000円となる。
Clougeは、自動応答のオートコンシェルジュ機能を搭載。訪問者がガイダンスにしたがって名前と要件をインターホンに伝えると、音声と映像が住居者に転送され、居住者はそれを確認したのち「通話する」、あるいは「対応しない」を決められる。
自動応答により、女性や子どもだけの在宅でも、声を発することなく、要件を確認してから対応を決められるので、来客応対でのストレスが低減するという。対応しない場合や不在時は、対応しない旨を自動応答が伝え、訪問者は要件を残しておくこともできる。
モニターには7型モニター(WVGA)を搭載し、インターホン親機にブラウザ機能を搭載することで、総会の案内、天気予報などの情報を表示することが可能。パートナー会社との連携により、宅配ボックスの着荷通知、安否連絡や確認なども可能となる。
今後はマンション内のIoT化に向け、機器コントロールやエネルギーマネジメントに対応していくとともに、パートナー会社との協業を広げ、居住者や管理会社へのIoTサービスを充実させる予定だ。
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