YouTubeのチャンネル登録者数は、ビジネスでYouTubeを活用している人にとっても、登録者数を自慢したい人にとっても重要なものだろう。YouTubeは米国時間5月21日、登録者数の表示方式を変更する計画を明らかにした。すでに一部のユーチューバーは不満を表明しているようだ。
TeamYouTubeはブログ記事で、チャンネルにおける登録者数表示方式の変更について説明している。8月より、登録者数が1000人を超えるチャンネルでは、正確な数ではなく概数が表示されるようになるという。たとえば、登録者数が4398人の場合は「4.3K」、1000万人以上の場合は「10M」となる。1100万人に達して「11M」となるまでは「10M」と表示される。チャンネル運営者は、自身の「YouTube Studio」アカウントにログインすれば、いつでも正確な登録者数を確認できる。
Currently, public sub counts are abbreviated in most but not all places across YouTube. In August, we’ll make this more consistent by always showing abbreviated sub counts publicly.
— TeamYouTube (@TeamYouTube) 2019年5月21日
Creators: You’ll still see your full sub count in Studio!
Learn more → https://t.co/ldguF5Ussf pic.twitter.com/pmaKk4EU4k
この変更に対し、大勢のYouTube利用者がTwitterで不満の声を上げている。
Nobody wants this.
— Trad (@TaggableName) 2019年5月21日
Nobody cares. Fix subs so that our subs are notified. Fix the algorithm so that people can say the f-word. Stop prioritizing Jimmy Fallon over independent creators.
— Tolarian Community College (@TolarianCollege) 2019年5月22日
WHY?!? You are literally the most backwards company I've ever seen.
— CavemanFilms (@CavemanFilms) 2019年5月21日
さらに、YouTubeのAPIサービスを利用するサードパーティーも概数を確認することになるという。YouTubeの統計情報を分析するサイトSocial Bladeは、今回の変更が同社のデータにどのような影響を及ぼすかわからないとツイートした。
Upon closer look, it might affect our data display, but only time will tell.
— Social Blade (@SocialBlade) 2019年5月21日
TeamYouTubeは、表示方式を変える理由についてTwitterで問われ、YouTubeサイトの「登録」ボタンなど、一部の表示はすでに概数になっており、一貫性を持たせるためだとツイートしている。YouTubeはこれ以上のコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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