YouTubeは米国時間2月28日、未成年者にスポットを当てた一部の動画にコメントを残せないようにすると発表した。この措置は、あるブロガーが「ソフトコアな小児性愛集団」と呼ぶ者たちをめぐって浮上したスキャンダルへの対処の一環とみられる。
YouTubeは、「低年齢の未成年者」や「搾取行為に遭いかねない年長の未成年者」を中心に取り上げたすべての動画へのコメントを無効にする。
ごく一部のクリエイターに対しては、今後もこうした動画へのコメントを有効にするという。これらのチャンネルには、動画を積極的にモデレーション(適正化)するとともに、搾取的行為のリスクが低いことを示すことが求められる。YouTubeは、小さなグループから始めて、いずれはさらに多くのクリエイターに再びコメントを開放したいとしている。
YouTubeはまた、搾取的なコメントを自動で検出して削除できるソフトウェアをリリースするという。
自動搾取に関する騒動は先週、ブロガーのMatt Watson氏がこの問題を指摘したことによって始まり、これを受けてDisney、Epic Games、NestleなどがYouTubeから広告を引きあげていた。その後、YouTubeは数千万件もの動画に対するコメントを無効にし、動画に付けられたコメントに問題があるとして400を超えるチャンネルを停止した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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