Instagramに投稿される可愛い写真や、真似したくなるアイデアが大人気の和気文具。そのノートや手帳の創作アイデアがたくさん詰まった本書もまた、どのページも愛おしく感じられるほど手作り感の詰まった1冊だ。文具好き手帳好きなら、ページをめくるごとにワクワクが高まるあの感じ、きっと分かるはず。
本書は、「書く」「作る」「彩る」「飾る」の大きく4つに分かれていて、それぞれの楽しみ方から見ていくこともできる。手帳を仕事で使うとき参考になるのはやはり「書く」の章だろう。まっさらなノートの区切り方一つで、スケジュールやタスクが格段に見やすくなるアイデアに驚く。自分の目的にぴったりあった市販の手帳を探すのは案外たいへんなものだが、「これならできる」という提案であれば、今すぐにでも取り入れられる。
仕事のスケジュールは殺風景になっていても、やはりプライベートの予定は、一目見るだけで思わず笑顔になってしまうような、カラフルなアレンジを楽しみたい。本書の後半では、形の描き方、色の塗り方などが丁寧に写真付きで解説されているほか、なぞったりコピーしたりして使える図柄集も用意されているので、絵が苦手という人でもチャレンジしやすい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」