サムスンの「Galaxy Fold」により、折りたたみスマートフォンという新たなトレンドは出だしでつまづく形になったかもしれないが、それをサポートする基盤作りに励むGoogleの意欲はくじかれていない。
同社は米国時間5月7日、年次開発者会議「Google I/O」で、「Android」の次期バージョン(現時点の開発コード名は「Q」)の一環として、折りたたみ式端末に対応する自社の意志を語った。
複数のハードウェアメーカーが2019年に折りたたみ式端末をリリースする見込みだと、GoogleのAndroid担当シニアディレクターを務めるStephanie Saad Cuthbertson氏は述べた。サムスンのGalaxy Foldに加えて、中国の大手である華為技術(ファーウェイ)が既に、同社初の折りたたみスマートフォン「Mate X」を発表している。同社と競合する小米科技(シャオミ)も、折りたたみスマートフォンのティーザー動画を公開している。
「これらの端末は、まったく新しいカテゴリを切り拓くものだ」とCuthbertson氏は壇上で述べ、折りたたみ端末市場は初期段階にあるものの、「モバイルコンピューティングの未来を変える可能性がある」とした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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