Googleやその関連会社に18年間勤め、Googleの最高経営責任者 (CEO) も務めたEric Schmidt氏が、親会社Alphabetの取締役を退任する。
Schmidt氏は、2001年にGoogleのCEOに就任した。当時のGoogleの経営は赤字で、オンライン広告が利益を生み出す道筋になるとははっきりとは分かっていなかった。
CNBCも報じているように、オンライン広告収入の伸びが鈍化しているとの懸念から同社の株価が下落するなか、Alphabetは米国時間4月30日、Schmidt氏が6月19日の任期終了後の取締役再任は目指さないと発表した。
Schmidt氏は、Alphabetのテクニカル・アドバイザーの職は継続する。同氏は2001~2011年までGoogleの最高経営責任者 (CEO) を務め、Googleの共同創業者であるLarry Page氏にCEOの職務を引き継いだ。その後も会長として、Googleの経営陣の顔としての役割を果たすことも多かった。Schmidt氏は2018年1月に会長を退任している。
2015年からクラウド事業を率いてきたVMwareの元最高経営責任者 (CEO) であるDiane Greene氏も、6月19日の任期終了をもってAlphabetの取締役を退任するという。Greene氏は2012年から取締役を務めてきたが、元Oracle幹部のThomas Kurian氏にGoogle Cloudの責任者の職を引き継いだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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