Googleは2018年8月に、同社の健康管理アプリ「Google Fit」について、アメリカ心臓協会(AHA)および世界保健機関(WHO)と協力して開発した2つの重要指標に焦点を置いた大幅なアップグレードを公開した。そして米国時間4月24日、同社はこの改良されたプラットフォームが「iOS」でも利用可能になったと発表した。
新しいGoogle Fitの注目点は、「通常の運動(分)」と「ハートポイント(強めの運動)」だ。通常の運動は、じっとせずに動いている時間を測定し、ハートポイントは、より強度が高い運動を測定する。加えて、歩数、消費カロリー、移動距離、心拍数についても、適宜記録が可能だ。
Appleの「ヘルスケア」に接続しているアプリについては、Google Fitに同期されるので、ヘルスケアデータの取得と利用は好みのシステムで行いつつ、Google Fitを試して、同アプリが独自に掲げる2つの指標が、自分の使っているアクティビティモニターやトラッキング方法に合っているのかを確かめることができる。
ワークアウトのセッションは各種サービスを通じてGoogle Fitに同期されるので、「Apple Watch」を使って記録しても、そのデータはGoogle Fitで表示されるはずだ。また、1日のアクティビティーをまとめて表示する「ジャーナル」という機能もあり、私が1日2回、通勤電車への往復で行っているウォーキングもきちんと記録されていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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