「iPad」は生産性の高いデバイスではないと主張する人もいる。Appleは「iOS」の次期バージョンで、そうした長年にわたる主張の根拠の1つをようやく排除できるかもしれない。
MacStoriesの編集長であるFederico Viticci氏によると、iPadにマウスのサポートが初めて追加される見通しだという。Viticci氏はポッドキャスト「Connected」のエピソード239で、このスクープ情報を明かした。アイルランド出身の長年のiOSアプリ開発者であるSteve Troughton-Smith氏はTwitterで、この情報が事実だとした。
If you missed last week's @_connectedfm, @viticci had a pretty interesting scoop that he'd been sitting on re mouse support coming to iPad as an accessibility feature. As far as I'm aware, that *is* indeed in the works. I feel like every pro user will turn that on, day one
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2019年4月22日
Viticci氏とTroughton-Smith氏の発言は、解釈の余地を多く残している。両氏はAppleがこの機能に取り組んでいることを知っているようだが、iOS製品チームに所属しているわけではないため、同機能が「iOS 13」に正式に搭載されるかどうかはもちろん確認できない。米CNETはAppleにコメントを依頼したが、本稿掲載時点で回答はない。
Viticci氏は、iPadにマウスサポートが追加されるとの報告を「数カ月前に複数の人間」から聞いたと述べた。それは、マウスカーソルが「アクセシビリティー機能」としてiPadに追加されるという文脈だった。マウスサポートは「AssistiveTouch」の一部として追加されると同氏は述べた。AssistiveTouchは、運動能力に制限のあるユーザーがiOSデバイスをより簡単に操作できるように支援する。
「アダプターなしで、あらゆるUSBマウスをiPadで使えるようになるが、アクセシビリティーデバイスという扱いになると聞いている」(Viticci氏)。
さらに、iOSの次期バージョンでは、iPadアプリでウィンドウ、またはウィンドウ風の機能を利用できるようになるとViticci氏は述べ、「iOS 13では、同一アプリの別々のインスタンスを作成できるようになると私は考えている」とした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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