一般社団法人VRMコンソーシアムは4月24日、VR向け・3Dアバターファイルフォーマット「VRM」を提唱する共同事業体「VRMコンソーシアム」を設立したと発表。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、bilibiliをはじめとする正会員10社と、賛助会員3社が新たに加盟したこともあわせて発表した。
VRMコンソーシアムは、国内外問わずAR/VRなどの3Dアバターを活用する市場がさらに躍進できる環境を構築することを目指し、3Dアバターファイルフォーマットの標準化を掲げ、13社の賛同企業が発起人として、2018年12月20日に「コンソーシアム準備会」を発足した。
VRMは、3DCG標準フォーマットである「glTF2.0」をベースにしたプラットフォーム共通のファイル形式で、対応アプリケーション全てにおいて同じアバター(3Dモデル)データを使うことが可能となるもの。生放送、動画、ゲーム、チャットなど、それぞれで存在するVR世界が繋がり、プラットフォームを超えた自由なコラボレーション実現の一助となることを目指しているという。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクといった国内大手の電気通信事業社のほか、VR展示即売会「バーチャルマーケット」などを運営するHIKKYなど、IT事業を展開する国内11社に加え、 中国大手の「bilibili動画」を運営するbilibili、韓国のソーシャルTVプラットフォーム「EpicLive」を開発、提供するSalinも新たに加盟したとしている。
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