英語コーチングサービス「PROGRIT(プログリット)」や人材紹介事業「PROGRIT CAREER」を展開するGRITは5月10日、グローバルで活躍したいエンジニアに特化したプログラム「PROGRIT CAREER for エンジニア」を6月3日より提供すると発表した。同日より申し込み受付を開始する。
このプログラムは、英語を身に付けてさらなるステップアップを目指すエンジニアのためのキャリアアップ支援プログラム。専任のキャリアアドバイザーによる1対1のキャリアデザインに加えて、英語を身に付けることによって、グローバル情報化社会で活躍するエンジニアを目指せるとしている。
英語力の向上には、同社が展開する英語コーチングプログラム「PROGRIT」を活用し、TOEIC800点レベルの英語力を身に付けられるという。また、グローバル企業における職場見学や、1クラス10〜30名のチームを設置。同じ志を持った仲間との横のつながりの形成も後押しすることで、一人一人が“その人らしいキャリア”を見つけるための場を提供する。
料金は、英語コーチングプログラムの2カ月間の受講料込みで税別37万8000円。この利用料については、同社を経由した内定決定後に全額返金される。また、内定先の企業からは紹介手数料として、紹介フィー(年収の35%)が発生する。今後は、海外展開をしている国内の大手IT企業・ベンチャー企業を中心に、年内に32名のエンジニアの縁を作っていく予定だという。
2016年に世界経済フォーラムが発表した、世界ITレポート(The Global Information Technology Report)によると、日本のIT競争力は139カ国中10位と、高い水準であるにも関わらず、日本のエンジニアの平均給与は年収600万円で、米国と比較すると約半分に留まるという。同社はその要因の1つとして、日本人エンジニアの多くが英語が苦手なことを挙げており、同プログラムによって英語を身に付け、技術力のあるエンジニアには活躍できる場へと羽ばたいてほしいとしている。
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