任天堂が、ゲーム機「Nintendo Switch」を中国で販売開始する可能性があると報じられている。
Reutersの報道によると、任天堂は中国ハイテク企業の騰訊(テンセント)と連携する。広東省当局がテンセントに対し、Switchとそのゲームソフト「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」のテスト版を販売することを認めたという。Reutersは事情をよく知る情報筋らの話として、この判断によって中国全土でSwitchの販売が許可される可能性があると報じた。
中国は近年、ゲーム機に対する規制を緩和しており、Microsoftの「Xbox One」やソニーの「PlayStation 4」(PS4)などの製品の販売を許可している。
米CNETは任天堂とテンセントにコメントを求めたが、回答は得られていない。
Nintendo Switchは、2017年3月に発売された。米国での販売台数が発売から10カ月で480万台に達し、米国史上最も早く売れたゲーム機の1つとなった。Strategy Analyticsによると、任天堂は2019年に世界でSwitch1730万台を売り上げると予想されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」