クロスマートは4月15日、卸売業者と飲食店をつなぐプラットフォーム「クロスマート」を開始すると発表した。
同社によると、卸売業者は飛び込みと紹介を中心に営業を行い、飲食店が求めている食材(何を、どれくらい、いくらで仕入れるか)を把握していないことが多かったという。そのため、卸売業者は見込み客ではない飲食店に営業してしまうケースが多く、卸売業者にとっても、飲食店にとっても非効率になることがあった。
そこで同社は、営業を効率化させ、新しい取引先店舗を開拓したい卸売業者と仕入先の見直し・仕入れコストの削減を目指す飲食店をつなぐプラットフォームとしてクロスマートを開始する。
卸売業者は、クロスマートに掲載されている飲食店の納品データから、効率的に見込み客をみつけられるようになる。また、掲載されている情報は、納品データ(何を、どれくらい、いくらで仕入れているか)に加え、飲食店の創業年数・系列店舗数などもあり、卸売業者は新規取引を検討する際に飲食店の与信設定の参考とすることが可能。
飲食店にとっては、忙しい時間帯の飛び込み営業が減り、最適な提案をもらうことが可能になる。
同社が事前に行ったテストでは、飲食店は1店舗につき複数の卸売業者から提案があり、仕入価格を平均で5%下げられたという。
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