Facebookは、ユーザーが同社プラットフォーム上で愛する人を追悼できるようにするための方法を改善しようとしている。
Facebookは米国時間4月9日、追悼アカウント用のトリビュートセクションを新たに追加し、それらのアカウントを管理するユーザーにさらなる制御機能を提供した。Facebookは、さまざまな信仰や文化に加え、専門家や学術研究者の意見を参考に、今回の変更を加えた。
「3000万人を超えるユーザーが毎月、追悼プロフィールを閲覧し、ストーリーを投稿し、節目に追悼し、亡くなった人々をしのんでいる」と、Facebookの最高執行責任者(COO)を務めるSheryl Sandberg氏はブログ記事で述べた。
新しいトリビュートセクションには、亡くなった愛する人の元のタイムラインをそのまま残しつつ、友人や家族が投稿を共有できるように、追悼プロフィール用のタブが別に設けられている。追悼アカウント管理人に指定されたユーザーは、タグ付け設定の変更、タグの削除、プライバシー設定の変更によって、トリビュートセクションで共有された投稿を管理できるようになった。
またFacebookは今後、友人と家族のみにアカウントの追悼の申請を許可することにする。
Facebookはさらに、追悼プロフィールに関するおかしな動作が生じないように、人工知能(AI)システムを改善した。これにより、亡くなった人をイベントに誘うように提案するなど、悲しみを与えるような形でプロフィールが表示されないようにする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス