ウォルマート、店舗の自動化を推進--掃除ロボット1500台、検品ロボット300台など追加

 店舗で掃除ロボットや検品ロボットなどを利用しているWalmartは、さらに多くのロボットを導入し、店舗の自動化を強化すると発表した。

Walmartの店舗で働くBrain製ロボット(出典:Brain)
Walmartの店舗で働くBrain製ロボット(出典:Brain)

 導入するロボットは、自律走行して自動的に床磨きする「Auto-C」、店舗内を走行して棚に陳列されている商品をチェックする「Auto-S」、店舗に到着した配送トラックから商品を確認しながら降ろして仕分けする「FAST Unloader」、通販で購入した商品を店舗で受け渡す「Pickup Tower」の4種類。Walmartは、単純で繰り返しの多い作業をロボットに任せることで、顧客対応に割り当てられる店員の時間を増やす、としている。

 Auto-Cは、Brainの開発した床磨きロボット。すでに360台が稼働しており、1500台を追加導入する。Brainは、追加分を2019年中に提供する予定。

床磨きロボット「Auto-C」(出典:Walmart)
床磨きロボット「Auto-C」(出典:Walmart)

Brain製ロボットの紹介ビデオ(出典:Brain/YouTube)


 Auto-Sは、陳列商品の不足、陳列場所や価格の検査を自動実行する。300台を追加導入する。また、FAST Unloaderは1200台追加し、Pickup Towerは900台を新設する。

検品ロボット「Auto-S」(出典:Walmart)
検品ロボット「Auto-S」(出典:Walmart)
荷降ろしロボット「FAST Unloader」(出典:Walmart)
荷降ろしロボット「FAST Unloader」(出典:Walmart)
商品受け渡しロボット「Pickup Tower」(出典:Walmart)
商品受け渡しロボット「Pickup Tower」(出典:Walmart)

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