Walmartは、自律走行して自動的に床磨きするロボット360台を、2019年1月末までに各地の店舗へ導入する。同ロボットに搭載されているOS「BrainOS」の開発会社であるBrainが発表したもの。
BrainOSは、自律走行やデータ収集といった機能を備えるソフトウェアプラットフォーム。同OSを搭載したWalmartの床磨きロボットは、最初に人間が乗って清掃エリアを覚えさせると、その後は無人で床を掃除する。周囲の人間や障害物を検知するセンサを備えており、衝突することなく自動運転可能という。
Walmartは、以前から100台超のBrainOS搭載ロボットを運用し、米国各地の店舗で清掃作業に使っていた。
なお、Brainはカリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く、自律ナビゲーションシシステム向けソフトウェアなどの開発企業。ソフトバンクの投資ファンドであるSoftBank Vision Fund(ソフトバンク・ビジョン・ファンド)と、Qualcomm Venturesから出資を受けている。
BrainOS搭載ロボットの紹介ビデオ(出典:Brain/YouTube)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」