企業は新しい「Uber Vouchers」プログラムを使うことで、顧客をイベントに送迎するシャトルバスの手配を省けるようになるかもしれない。さらには、得意客に無料の移動を特典として提供できるようになる可能性もある。米国時間4月9日に発表されたUber Vouchersは、企業が顧客のために大量のライドシェアリングの代金を払えるようにする。Uberは声明で、このプログラムが「移動の面倒を見ることで、新規の集客、既存顧客への特典、顧客サービスの拡充などを行う」新しい方法を提供すると述べている。
Uberは例として、Uber Vouchersの試行に1年にわたり一緒に取り組んだ企業を挙げている。たとえば、高級モールが無料のUber乗車を顧客に提供するかもしれない。Uberによると、レストランチェーンのTGI Fridaysが、バウチャーを使った無料乗車で売り上げが落ちる時間帯のビジネスを増やしたり、ディナーでお酒を飲む人向けに「安全な乗車」による帰宅を提供したりする可能性があるという。
Uber Voucherを使用すると、企業はプロモーションのために特定の場所と時間を選択できるほか、乗車場所や降車場所を制限することも可能だ。顧客に費やす運賃の上限を設定することもできる。一方、顧客は電子メール経由で、または自分のUberアプリで直接Voucherを受け取るだけだ。Uber Voucherプログラムは9日、同社が事業を展開する市場の多くで提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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