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NASA、宇宙飛行士と働くキューブ型ロボ「Astrobee」をISSに派遣へ

Greg Nichols (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2019年04月09日 12時17分
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 宇宙空間で働きバチのように仕事をしてくれるロボットと聞けば、B級のSF映画でしかお目にかかれない代物だと思うかもしれない。だが、このようなロボットが間もなく現実になる。米航空宇宙局(NASA)が、「Astrobee」と呼ばれるキューブ型のロボット3基を国際宇宙ステーション(ISS)に送り込み、宇宙飛行士たちと一緒に働かせる準備をしているからだ。

Astrobee
提供:NASA

 Astrobeeは、シリコンバレーにあるNASAのエイムズ研究センターで開発された。頑丈に作られたこのキューブ型ロボットは、ISSの船内を漂いながら、調査や管理などの定型的な作業をこなす。また、常時待機のカメラ付きロボットとしても利用される予定だ。

 地上で働くロボットと同じように、Astrobeeは特別な装置を利用して身の回りの環境に対処する。たとえば、6つの面に取り付けられたファンで、ステーション内の低重力の(しかし酸素が豊富な)空間を前後左右、そして上下に移動する。また、レーザーポインター、タッチ画面、スピーカーやマイクなどを備えている。マジックハンドのような特殊なアームで、物をつかんだり操作したりすることも可能だ。

 NASAは2016年、折りたたんで本体に収納できる軽量な多関節アームを作る計画を発表したあと、クラウドソーシングコンテストでアームの設計アイデアを募集した。3人のコンテスト優勝者は、2018年夏に発表された。

 AstrobeeはISSの船内でメンテナンスや備蓄品の記録などを引き受け、宇宙飛行士を支援する。ISSに関連する他のあらゆる取り組みと同じく、このロボットの派遣自体も、宇宙空間で人間とロボットが協働する方法を探る実験と位置づけられている。

 3基あるAstrobeeのうち2基は、4月にバージニア州のワロップス飛行施設から打ち上げられる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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