相次ぐスキャンダルにここ数年見舞われてきたFacebookが英国のThe Telegraphと提携し、イメージアップを図る戦略の一環として、20以上のプロモーション記事を掲載している。
「Being human in the information age」(情報時代の人として)というタイトルのこの記事シリーズは、「世界のつながりを密にする」というFacebookの使命や、ソーシャルネットワークのネットいじめへの対処などを取り上げている。今回の提携を最初に報じたのは、Business Insiderだった。
「インターネットがわれわれの生活を変えたことに疑いの余地はない」「この一連の記事は、偽のニュースやデータプライバシーなどのインターネット上の新たな問題やその対処法を詳細に考察する」とこの記事シリーズの紹介に記されている。
TelegraphとFacebookのどちらからもすぐにはコメントを得られなかった。Business Insiderの取材に対して、Facebookの広報担当者は一連のスポンサー記事が同社の「英国における大規模なマーケティング活動の一環であり、その目的は教育ならびに人々の生活に良い影響をもたらす同国の地域への投資や構想、提携への認識の促進」だと述べた。
一連の記事は、見出しの下に「Brought to you by Facebook」(提供:Facebook)と記されており、広告記事であることが示されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス